あえて違うことをしてみること

みなさん、こんにちは。カウンセラーの高木です。

今日は、ちょっと心と体のメンテナンスの仕方についてお話ししたいと思います。

日常でも、「あれ?なんか調子悪いなあ」というときってありますよね。「疲れたまっているなあ」とか。考え事が頭から離れなくて寝られなくなったり、気持ちが鬱々としてしまい、やる気がでなかったり。そういう日が長く続くと、病院に行ったほうがいいのかなと考えたり、専門機関で相談してみたほうがいいのかなと思うこともあると思います。ただ、こうした機関をまたぐのもそれまでご自覚している期間がしばらくあってのことと思います。

そこで、今日は、そのちょっと前段階、専門機関を尋ねる前にできるセルフケアについてお話ししたいと思います(もちろん、専門機関に通いながら日常の生活の中でご自分で取り組む方法としても使えます。)

人はストレスがかかる日が続くと、心や体にサインがでてきます。何がストレスか自覚を持てないままに身体が悲鳴をあげることもあります。ただ、なんか接していて、作業していてきついなと感じるものはないでしょうか。たとえば、ずっと頭を使いすぎている、何か不安感が常に心を占めている。肩こりが酷い・・・などなど。

そうしたサインをもし気づいたら、それを起こしていることと、まったく違うことをしてみるというのがセルフメンテナンスになります。

心身医学では、精神的なバランス、身体の働き、心の働きはすべて切り離せなく、相互に影響しあっているという考え方をします。カウンセラーは主に心の専門家ではありますが、心のみをみているわけではありません。カウンセリングで語られることをもちろん大切に扱っていきますが、クライアントさんの周りにはたくさんの現実生活があります。こころを持った生活者として機能している部分もあります。繋がりあった他の機能のほうにも少し目を向けてみるというのがセルフメンテナンスの方法です。

日ごろ、頭脳労働の多い方、家族が多くて予定に追われている主婦の方、あれやこれや思いついて頭が忙しい方、など頭をよく使っててなんだか疲れがたまっているなあという方は、生活の中にとにかく頭をつかわない時間をあえて作ってみてください。できれば、日ごろ考えている内容と真逆の分野がいいです。

そしてこれは半ば強制的に自分に時間を作ってしまうのがコツです。(長くなくてよいです。30分とか。家族にこの時間だけフリーにさせてなど宣言してしまうのです)。気持ちがなんだが落ち込んで朝起きるのが辛いという方、カーテンを開けるだけでもいいです。気持ちの落ち込みはあったままでもいいので、身体を起こして10分散歩するだけでもいいです。そうすると、頭の中で違う働きが起きてきます。

私の場合、カウンセリングをしていたときは、逆にお笑い番組をよくみていました。また、心理検査の解析でうなっているときは、庭木の剪定をしたりDIYをしだしたりします。最近のはやりとしては自然の中を散策したりしています。

それで、抱えている問題が解決するわけではないのですが、まったく違うところに身をおくと、それまであまり使っていなかった五感が感じられてきます。また「しなきゃいけない」というプレッシャーの中ですることではないのもいいのかもしれません。すると、あまり使っていなかった五感が充電していきます。よくリフレッシュするという言い方を聞きますが、リフレッシュというと少し元の問題と切り離されたところで起きている感じがするので、むしろイメージとしては「五感の働きを全体に伝える」という感じでしょうか。心の働きは、簡単に解き明かされるものではなく複雑に絡み合ってバランスが働いています。なので、調子が崩れたなというときは、回復しやすい機能を取り戻すことで、日々を回せるようになることもあります。

ただ、こうしてご自分でやってみてもどうしても回復しない場合もあります。そのようなときは、しまうまにご相談に来ていただければと思います。

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