カウンセリングで何をするのか?

カウンセリングは実際どんなことをするのでしょうか?私はカウンセラーの仕事のひとつは相談者の方の話を整理し直してストーリーを組み立てることだと考えています。もちろん、カウンセリングにはいろいろなやり方があります。ですので、これが唯一の方法というわけではありません。

私のカウンセリングでは、まず相談者の方に困っていることや解決したいことはもちろん、そのことを取り巻く状況について言葉で話していただきます。カウンセリングは占いとは違って、相談者の方があまり状況を詳しく説明しなくても、真実や解決法をズバリと言い当てられるものではありません。しかし話したくない内容を強制的に語ってもらうようなことはしません。あまり難しく考えずに、自分のペースで、自分の言葉で話していただいてかまいません。

悩みの多くは人間関係やその人が持つ性格傾向と関連していることが多いです。相談者の方の話を聞き、どんなキャラクターの人が登場するか、その登場人物どうしにどんな相互作用、関係性が生じているか、そしてそれがどのように変化・展開していくかについてカウンセラーは注目していきます。相談者の方が語る「物語を読み取っていく」のです。

もしあまり語られない部分があればカウンセラーはそれを想像しながら聞いていきます。登場人物の気持ちや意図を想像したり質問したりしながら、話の断片をつなげて、ストーリーの流れを把握するようにしています。今となっては真実が確かめられないことがあったとしても、あれこれといろいろな可能性を想像して考えることが大事です。

とても納得のいく展開であれば、「なるほど。そうなるでしょうね」と返したりします。どうしてある性格の人がその人らしくない行動を取ったのだろうかと感じられる時もあり、矛盾していると感じられる点、疑問に感じられる点についてそれを率直に尋ねます。例えば「真面目でおとなしい〇〇さんがそんな大胆な行動をした(そう考えた)のは何かわけがあるのでしょうか?」と私が聞くと、「そういえばそうですね。どうしてなんでしょう?不思議ですね。」と相談された方は考えます。その過程で、今まで気がつかなかった事実が見えてきます。

そういうやりとりをしているとじつにさまざまなストーリーが語られます。カウンセラーは相談者の方の独自性のある物語を丁寧に読み取っていくのです。相談者の方は、周囲の重要な人物への理解や、自分自身に対する理解がだんだん深まっていきます。それまで漠然と把握していたものの中に、まとまった意味を感じられるようになります。と同時に、解決方法が自然と浮かび上がってくる場合もあります。「そう考えると、なぜあのことが起きたのか今ならよくわかるような気がします」とか、「そういう状況なら、私はもう少し慎重になったほうがいいかもしれませんね!」などと、相談される方は言ったりします。カウンセラーが読み取られた物語にもとづいて、何か助言をすることもあります。

このようなことをカウンセラーと相談者の方との共同作業として地道に取り組んでいきます。少ない回数で状況が明らかになる場合もあり、話の内容によっては長期間かかる場合もあります。いずれにしても、このようなやりとりが、相談者の方の状況の整理や問題の解決に少しでもお役に立てれば、これ以上嬉しいことはありません。


しまうまカウンセリング

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