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カウンセリングに行くべきか迷ったら:利用する前に知っていただきたいこと


「カウンセリングに行ってみようかな」「でも本当に行くほどのことなのか・・・」


そんな風に迷っている方は決して少なくないでしょう。とくに初めてカウンセリングを利用する方にとっては「どんな風に話せばいいの?」「自分の悩みは軽すぎるのでは?」などといった不安があって当然です。


でも、カウンセリングは特別な人だけが利用するものではありません。たとえば、


  • 気分が落ち込んで何もやる気が出ない

  • 人間関係がしんどくて、職場や家庭で疲れている

  • 不安や焦りがあるけれど、自分でも理由がわからない

  • 誰にも言えない悩みを抱えている

  • 子どものことで困っていて、どう接すればよいか分からない


──こうしたことが続くと、日常生活にも影響が出てきます。「まだ我慢できるから」と思っていても、気づかないうちに心がすり減っているかもしれません。


「カウンセリングで何を話したらいいか分からない」と心配される方も多いですが、ご安心ください。カウンセラーは“うまく話す”ことを求めていません。むしろ「うまく言えない」というそのままの状態を尊重しながら、お話を聞いていきます。


また、話してみることで自分の気持ちが整理されたり、「そうか、自分はこんなふうに感じていたのか」と気づいたりすることもあります。カウンセリングでは、評価やアドバイスを一方的に与えるのではなく、あなたの話を丁寧に受け取りながら、一緒に考えていく時間を大切にします。


ただし、カウンセリングは薬のように即効性があるものではありません。私自身は可能な限り具体的な解決を考えるカウンセリングのスタイルを取っていますが、ご相談内容によっては1回で劇的に変わることは少ないかもしれません。しかしご自分の気持ちを少しずつ言葉にしていくことで、確かな変化が生まれていきます。いらした方のペースで、安心して取り組める場でありたいと私たちは考えています。


もし、カウンセリングを受けてみようか迷っているなら、「気になっている」という気持ちそのものが、大切なサインかもしれません。どうぞ、気軽にご相談ください。


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