面接室では利用者とカウンセラーはテーブルをはさんで座っています。
二人の間にはテーブルがあります。
カウンセリングでお話をうかがうのは、そのテーブルに話題を並べていくようなものです。
最初は利用者の心の中にしまってあったものを、机の上に出して並べてみます。
不思議なもので、心の中にずっと置いておくよりも、机に置いてみると心が軽くなります。
そして、テーブルに出してみたものを改めて眺めてみると気づくことがあったり、
並べたものを整理してみたりすることもできます。
そのためにもテーブルは必要なのです。
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