古来より、人々が地震や飢饉などの自然災害と同じくらい恐れられてきたものに、疫病(伝染病)があったと言われています。先日、江戸時代にタイムスリップした医師のドラマを見ましたが、当時としてコレラは原因不明でとても怖い病気であったことが伝わってきます。
不安というのは、「対象がはっきりしない漠然とした恐れや緊張感」で起こります。私たちが今感じている不安は、先人の人たちと同じようにわからない病気に直面していているからともいえます。けれど、少し立ち止まって考えてみてください。大事なことはこの「漠然とした」というところです。そしてこの不安というのは、人によって感じ方がとても大きく異なるという点です。そのため、同じストレスを与えられても対処の仕方が変わってきます。
もし、毎日不安が続いたり元気が出ない方は、ちょっとご自分のタイプを知ってみるのはいかがでしょうか?まずはご自分の感じ方を知ると、見方をちょっと変えることができるかもしれません。恐らく感じている不安というのは、ウィルスへの不安だけではなく、日常を含めた不安もあると思います。不安を、一緒に紐解いていって、ご自身の生活の取り戻しを探していくお手伝いができたらと思っています。
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