NHKラジオを聞いていたら、女性の自殺が男性に迫る勢いだという。
自殺は元々男性が多いのだが、女性が増えている社会的背景が述べられていた。
一つは、不況のしわ寄せが非正規雇用が多い女性に影響していること。
もう一つは、家族が共に過ごす時間が増えたことでストレスが増えたこと。
三つ目は、外出が減って日頃のストレスを人に話すことがしにくくなったことだという。
どれもコロナがらみである。
特に三つ目は、日頃直接会って人に話すことが、いかに心の健康に益となるものであるかを示している。
カウンセリングは女性の利用者の方が多い。
これは女性の方がうまくいかない人が多いということよりも、
女性の方が、うまくいかなかったときに人に話すことを有意義なものと認識していて、
人に話すということを活用することが多いということだと思う。
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