子どもも大人も、「自分はこれでいいんだ」と思えると自信に繋がったり安心感が持てたりして、気持ちの安定が得られます。
子どもにはできるだけ多くの肯定的な声かけをし、子どもと良い関係を築いていきたいとどの親も望んでいると思います。
ところが子どもと関わる大人は、どうしても子どものできてないことに目が行きがちで、叱る関わりが多くなってしまうものです。
子どもが親の思い通りに行動してくれないと、子どもを叱ることが多くなって子育てが苦しくなったり、親の自己嫌悪が募ったりしてしまうこともあるでしょう。
そんなときは「子どもをきちんと育てなくては」「子どもをもっといい子にしたい」という思いが強くなってしまっているからかもしれません。
子育てが苦しくなってしまったときは、まずは子どもに向ける思いが強すぎていないかを振り返ってみましょう。
「こんなこと、できて当たり前」と思ってしまっていませんか。
お子さんの日常の行動の中で「小さなできていること」を見つけたり、ご自身の子育てについてもギリギリうまくいっていることを見つけるようにすると、気持ちが楽になるでしょう。
子育てに悩みはつきものですが、中には子どもの行動に特徴があって関わりが難しいこともあります。
お子さんとの関わりが難しいと感じることが多かったり、学校へ行きづらいなどのお困りが生じていたりする場合は、ご家族だけで悩まずどうぞご相談ください。
お子さんとの関わり方をご一緒に考えていきましょう。
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