日本個人心理学会大会を終えて

更新日:3月9日

 先の週末が大会だった。まず、全参加者100名ジャストというのが縁起が良くて喜ばしい。皆さんオンラインなので、移動宿泊の手間もなく、参加費も安い。自宅に居ながらにしてというのは誠に参加しやすい。それがための参加者数であろう。

 本大会のテーマでもあるコミュニティ支援に生かすアドラー心理学についての大会長の箕口先生の明確な講演から始まって、発表は事例、現場実践、理論など多彩に展開した。臨床心理だけでなく、基礎心理や学際領域からの発表があったのも頼もしい。

 教育現場の学校の先生方の発表がもっとあったらよかったのだが、それを払拭するかのような校長先生の卓越した組織運営が光る講演はこれまた素晴らしかった。続くシンポジウムでも組織について考えさせられるもので、さすがコミュニティ心理学と通底するアドラー心理学の大会であると感じられた。