普通の心配事

更新日:1月30日

心理専門職のカウンセリングというと、

何か重大で深刻で大変なことを相談するする所だと思われがちである。

一方、カウンセリングをする方も、重大で深刻で大変なことを扱えるということで高い能力があることを表明しようとしているふしもあるかもしれない。

しかし、実際のカウンセリングでは普通の心配事で来談される方も多いし、カウンセリングも普通のカウンセリングで十分対応できることが多い。

カウンセリングには随分と幅がある。

重大で深刻で大変でなくても、普通にご利用いただきたい。


さて、普通の心配事ならば、友人知人に話せば事足りるではないかという声もあるだろう。

普通の心配事なのにわざわざカウンセリングを利用する意味はあるのかと。

そこで、普通のカウンセリングのメリットを挙げてみた。


・個人情報が漏れない:プライバシーがガードされている。気を遣わなくていい。

・利害関係がない:カウンセラーとは個人的な利害関係がない。利害を気にしなくていい。

・後腐れがない:相談したからといってその後の自分の生活に関係することはない。

・専門家の意見が聞ける:これは心理専門職のカウンセリングならではのこと。

・早めの対処:大したことはなくても予防的な手立てを講じることができる。

・日々の健康のため:よくマッサージに例えるのだが、病気でなくても疲れたらほぐしておくといい。

・楽になる:話すことでもやもやがすっきりしたりほっとしたりできる。


カウンセリングは自助の補助や支援の手段のひとつに過ぎないが、リソースが増えるのは助けになるかもしれない。






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昨日は「令和4年度いじめを予防する学級集団づくり研修講座」の講師を承った。 一昨日は駒澤大学の八巻先生で、続いて私という丸々二日の研修。 私はエンカレッジシートの紹介といじめについてお話しさせていただいた。 このご時世でオンラインであったため自宅からである。 しかしオンラインであるが故に、参加者の感想や質問を即座に見てコメントすることができた。便利なものである。 学級という密な集団を預かる先生