行動することで自分の現実を知る

1990年代半ばから2005年くらいまでに生まれたデジタルネイティブの人たちを「Z世代」と呼ぶことがあります。Z世代の心理的特徴の一つとして、「慎重で、失敗を恐れて行動を躊躇する傾向がある」と言われることがあります。


しかしながら、躊躇しないでアクションを起こすことで、以前と違う自分になることができる場合があります。特に、今までの自分であればしり込みするような難しいことに挑戦してうまくいった場合は、達成感とともに大きな自信が生まれるものです。


前々からやってみようと思っていたけれど、実際の行動に移せていないことはないでしょうか?それは、できたら素晴らしいと思っているものの、なんとなく避けてきたようなことかもしれません。


やり始めるのにブレーキをかけているものは、もしかしたら自分を知ることへの恐れかもしれません。失敗して恥をかくことが恐くて、行動に着手できないことがあります。行動することで自分がどの程度のレベルかわかることも多いので、自分の真実に直面することが嫌な気持ちもあるかもしれません。


もし恥かしい結果になったら、自己愛が深く傷ついてしまうかもしれません。そう思うと実際に行動に移すことにためらいが出てくることがあります。それはある種の、自分を守りたい気持ちなのかもしれません。


逆に言えば、あることに挑戦できるということは、本当の自分を知る勇気があることを示しているのかもしれません。あまりに自己愛的になっていると、行動して傷つくよりは、何もしないで安寧の中にいることを選択することが多くなると思われます。


考えることは得意でも行動することに積極的でないタイプの人は、「行動することで得られるものの大きさ」を考えてみましょう。世の中にはやってみなければわからないことも多いのです。たとえ失敗に終わったとしても、経験することで学べることはたくさんあります。体験を通して自分を知ることが、「自己愛(うぬぼれ)の治療」になり、自分の殻を破ることにもつながっていくのです。


ハクセキレイ( 利根運河 )