池波正太郎の「剣客商売」は剣客と客商売をかけた題名である。
カウンセリングは「接客商売」だ。
コロナ感染問題で「接客を伴う飲食店」というくくりが用いられた。
すべての店は接客を伴うではないかというツッコミもあり、
「接待を伴う」の方がいいのではという記事も目にした。
カウンセリングを接待というにはちょっと違和感がある。
茶湯などでは客をもてなすという意味だから悪くはないのだが。
カウンセリングを接客というのは間違いではないが、これまた別の違和感がある。
接客も接待もその意味するところではカウンセリングに必要な心構えだと思う。
だが飲食や物品の有形でおもてなしするわけではなく、
心理サービスとか、お話しするなどの無形でお迎えする。
だから、カウンセリングは無形の接客および接待である。
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(画像はイメージです)
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