内観とアドラー

子供が勉強するのは誰の課題でしょうか?

と親に問う質問がある。

国民の権利である教育の環境を提供するのは親の義務であるが、

その勉強をするかどうかは子供自身の課題とみなす。

このような仕分けの思考をアドラー心理学では「課題の分離」と呼び習わしている。

一方、内観の「して返したこと」「迷惑をかけたこと」という質問に対しても、同様に課題の分離が必要とされる答えが出されることがある。

「勉強をしてあげた」「勉強しないで迷惑をかけた」という答えは、相手のためではなく、自分に帰する責任であり、課題の分離ができていないとみなされる。

共同生活や共同作業をおこなう親しい間柄において、課題や責任は渾然一体となったり主脚転倒したりしやすいものである。

カウンセリングではこの仕分けの作業をお手伝いさせてもらうことがある。



最新記事

すべて表示

スペリー先生ワークショップ

秋の週末は学会、研修会に明け暮れる。先月の24日は日本個人心理学会主催の 元北米アドラー心理学会会長のスペリー先生の研修会だった。 これも自宅からオンライン参加で便利である。 「事例概念化」が印象的だった。 アドラー心理学で有名なお父様のスペリー先生と共著で概念化の本が出るらしい。 部分的な理解ではなく、全体として具体的にイメージが生成されることは大切である。 相手が自分の中で生きた存在になるとい

「エンカレッジシートの理解と活用」 研修会講師

明日は札幌で学校の先生方を対象としたエンカレッジシートの研修がある。 当地の青沼先生と私で講師をつとめる。 私は「アドラー心理学の基礎理論を学ぶ」も担当する。 何泊かして来札する予定だったがオンラインとなり自宅からだ。 次の日曜もやはりアドラー心理学関係だ。 日本個人心理学会が主催する研修だが 講師は北米アドラー心理学会の元会長のスペリー先生である。 https://www.jsip-a.jp/w