心の不調や精神障害について相談したいときに、医師とカウンセラーのどちらを選んだらよいか迷うことがありませんか?今回はその違いについて、お示ししておきたいと思います。
しまうまカウンセリングへのお問い合わせの中でも、この点について知りたい方は多いようです。
医師(精神科医、心療内科医など)
・診断をしてくれる。
・お薬を処方してもらえる。
・通常カウンセリングは行わない。
・2回目以降の診察は5分~10分程度の短時間で終わることも多い。
・会社や学校に提出する診断書を作成してもらえる。
・障害年金の診断書なども必要に応じて作成してもらえる。
・健康保険が使える。
・医師免許を持ち、精神障害だけでなく、身体的な病気にも精通している。
カウンセラー(臨床心理士、公認心理師、産業カウンセラーなど)
・カウンセリング・心理療法や心理検査に精通している。
・診断や投薬は行わない。
・精神障害がない健康な人でも利用できる。
・通常1コマ45~50分の長い面接の中で、話を聞いてもらえる。
・予約時間を明確に設定する。
・健康保険は使えない。
・所属する学校のスクールカウンセラー・学生相談などは無料で利用できる。
・医療の領域以外にも、教育・福祉・司法・産業・開業などの分野にもいる。
医師とカウンセラーの違いは、通常はこのような感じです。もちろん、境界線があいまいな部分や、例外的にここで書いたことが当てはまらないケースもあるとは思います。
医師とカウンセラーの両方を利用することもできます。お薬を飲みながら、カウンセリングを続けていくような場合です。

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