9月12日読了時間: 1分日本語を感じる私たちの身体の名称、たとえば、鼻、目、歯、腹などは、大地やそこに見られる花、芽、葉、原などと同じ音です。これは偶然なのではなく、元はいっしょの言葉であることを示しています。つまり、大地は大きな身体なんだと思いいたります。...
9月10日読了時間: 3分日々の小考察カウンセリング業界では、最終的に明らかな改善が見られたケースのことを「成功事例」と呼び、改善に役立った対応などをカウンセラーが研究する場合があります。カウンセラーのどんな働きかけがどのように良い変化をもたらしたかが詳細に理解できれば、他の類似したケースにも応用していけるとい...
9月1日読了時間: 3分こんな相談でもいいですかカウンセリングに来談される人のなかには、「こんな相談をしてもいいのかわからないですけど…」という前置きで、お話を始められるような場合があります。どんな気持ちなのかをここで考えてみましょう。今回は10代の人にもわかる言葉で説明します。 ① ...
8月30日読了時間: 2分私のカウンセリング・スタイル:クライエントが持つ力を引き出すカウンセリング冒頭から恐縮ですが、まずは個人的な体験から書きたいと思います。私には「顎関節症」という持病があります。ちょうどカウンセリングの仕事を始めた20年ほど前に発症し、当初は顎関節の痛み、噛みづらさ、頭痛などの症状がありました。...
8月22日読了時間: 2分スーパーのお米の話最近、スーパーなどで精米が品薄になっているところがあり、販売制限を行う店舗もあるようです。私などは、朝食はやはりご飯でないと1日のパワーが出ない感じがします。私たちの主食であるお米が手に入りにくい状況は、正直びっくりしますね。 なぜこういうことが起きるのでしょうか?...
8月20日読了時間: 2分あの雲、何に見える?③前回と前々回で、「雲が何かに見える」ことについて、つらつらと考えてきました。空に浮かぶ雲を眺めていると、何かに見えてくる、、、ということは、よくあることです。その方特有の個性や認知の傾向によっても、「どういうものに見えやすいか」が決まってくるのでしょうし、また、その場の状況...
8月13日読了時間: 2分行動的な自分探し(3)前回の最後では、行動することによって他者との出会いがあるかもしれないことに触れました。ギターを習う例で今風に言えば、「SNSでギター好きとつながる」とか、そんな感じです。ギターという趣味を通して人間関係が広がっていく可能性があるというわけです。もっとも、人とつながるためには...
8月9日読了時間: 2分あの雲、何に見える?② 少し前に『不適切にもほどがある』というドラマがあって、昭和の時代に当然とされていた言動が令和の時代のコンプライアンスに合わない(または、令和の時代では当然とされている事柄を昭和に持って行っても、何かズレている)ことがコメディー・タッチで描かれていました。確かに、私たちは「そ...
8月5日読了時間: 2分あの雲、何に見える? ①心理検査を説明する文章の中に、「・・・子どもの頃に、空に浮かぶ雲を見て何に見えるかという遊びをしたことでしょう。たとえ同じ雲を見てもソフトクリームに見えたり、乗り物に見えたり、、、さまざまな十人十色のお答えが見つかるものです。その方らしいお答えの中に、その方の個性が隠れてい...
7月25日読了時間: 2分行動的な自分探し(2)「やってみよう」という一つのチャレンジのようなニュアンスで、何らかの行動の話題がカウンセリングで取り上げられます。支持的心理療法でもそうですし、認知行動療法や森田療法、ブリーフセラピーなどでもそうです。(ちなみに、行動化という言葉がありますが、これはまったく別の視点の話にな...