森田療法を受けたい方へ

パニック症・病気不安症・社交不安症・強迫症などをお持ちの方は、カウンセリングによくいらっしゃいます。それらの改善に『森田療法』に基づいたカウンセリングがよく効く場合があります。森田療法はしまうまカウンセリングで受けることが可能です。

カウンセリングには「〇〇療法」という援助の仕方がいろいろありますが、多くは外国から入ってきたものです。森田療法とは森田正馬(1874~1938)という日本人精神科医が大正時代に完成させた日本独自の伝統ある治療法です。森田療法は現代よく知られるようになった認知行動療法とも共通点が多く、その考え方や援助の方法は今なお有効なものです。

 今回はよくありがちな代表的なご質問についてお答えしておきましょう。


① 【向き不向きはありますか?】あります。初回ではお話を伺って森田療法に適した人かどうかを判断させていただきます。初めからいきなり森田療法に入れるわけではありません。もし他の治療法が適している場合、別の方法を提案させていただきます。

② 【認知行動療法とはどう違うのですか?】共通点も多いですが、違いもあります。認知行動療法は新たな学習を通して、不安への対処法を習得することが主な目的です。森田療法では症状に対するとらわれから離れ、行動を広げて、望む生き方を模索することが中心になります。認知行動療法も森田療法も、基本的には言葉で話すカウンセリングになります。(森田療法では日記をつける方法を使うこともあります)

③ 【宗教的なことと関係がありますか?】東洋的な人間理解に基づいた方法ですが、精神科医が治療のために考案した方法で、特定の宗教とは一切関係がありません。他のカウンセリングの方法と同様に、宗教勧誘するようなことはありません。

④ 【入院して行う方法なのですか?】森田療法は入院施設で行なわれる形態が基本とされています。しかし現代では通所しながら行なう『外来森田療法』が多く行われるようになっています。しまうまカウンセリングには入院施設はありませんので、通所かオンラインのみの対応になります。

⑤ 【受ける前に何か準備しておく必要がありますか?】ある程度森田療法について調べてからいらっしゃる方もいて、スムーズにお話を進められる場合もあります。しかし特に予習をしないで来談されても、カウンセラーが一からわかりやすく解説いたします。森田療法をご希望の場合、予約時にその旨をお伝えください。


(ツグミ)