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気持ちを受けとめてもらえること・わかってもらえることで心は軽くなります

困ったことや嫌なことは、毎日の生活の中で誰もが経験することです。そんなとき、怒りや悲しみ、イライラなどの感情が自然にわいてくるのは、人間として当たり前のことです。けれども、次のような経験をされたことはないでしょうか。

 

□    「こんな気持ちになるなんていけない」と思って、自分を責めてしまう。

□    自分の気持ちをうまく言葉にできず、胸の中にしまったままにしてしまう。

□    勇気を出して家族や友人に話したのに、「考えすぎ」「気にしなくて大丈夫」と言われ、わかってもらえなかった。

 

こうした経験を重ねると、つらい気持ちを抱え続けることになり、「気分が晴れないのは自分が悪いからだ」「自分の性格のせいかもしれない」と考えるようになってしまうことがあります。すると気持ちはますます重くなり、言葉にして誰かに伝えることが難しくなっていきます。気持ちを閉じ込めることは、一見「我慢している」ように思えても、実際には自分を追い詰めてしまう原因になることが少なくありません。

 

一方で、「自分の気持ちが理解されている」と実感できると、人は安心し、心に余裕が生まれます。そして「わかってもらえた」という体験は、自己否定の気持ちをやわらげ、自信へとつながっていきます。自分の気持ちを素直に表現できることは、困ったことや嫌なことと向き合い、解決していく力を育てることにもなるのです。言葉にして表わすことは弱さではなく、むしろ心を回復させる大切な一歩といえるでしょう。

 

あなたの気持ちを受けとめてくれる人は身近にいるでしょうか。もし思い浮かばなければ、カウンセリングで話してみませんか。安心して気持ちを表現できる場があることで、心の荷物を少しずつ下ろし、前に進むための力を取り戻すことができます。理解される安心感を、ぜひ体験してみてください。



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